2016 01 22

きのうは「水」のことに少し触れたお話しでしたが、

今日もちょっと関係があることになるかもしれません。

 

水って、流れていきます。

流れていくもの、いろいろ考えてみると、

結局ぜんぶじゃないかと思えてしまうわけなのです。

 

時間も絶えず流れていくし、

運も流れていきます。

勝負ごとなんかではしょっちゅう「運の流れ」「ツキの流れ」

の大事さが語られますよね。

 

少なくとも今の科学では証明できていない、

運の流れというものはやっぱりあって、

人の生活の中でも様々に作用しているのだと思えます。

 

それから、人の流れ。

時には空を飛んで地球の裏側にまで行ってしまうにんげんという動物は、

絶えず流れつづけているもののように思えてしまいます。

 

流れるからこそ交流があって、

助け合ったり争い合ったりもしていく。

 

物の流れ、情報の流れ、

流行、いろんなものが流れていて、

時間でも止めない限りひと時として「同じ」であるものはないです。

いきものも、そうでないものも、

ずっと同じであるものはない。

「万物は流転する」らしいですから。

 

そういう世の中にあって、

良いご縁がうまれるような場所にしたいと思います。

お参りの方、茶久楽でお過ごしの方、

遊びにいらっしゃる方。

みなさんもそれぞれの「流れ」の中で来て下さり、

またお帰りになられます。

ここへ立ち寄ってもらうことで、

その流れが良い方向へ向かっていきますよう。

 

漠然としたイメージですが、

もし流れが「淀み」になりそうなのであれば、

それを「ろ過」するフィルターみたいになれればなあ。

 

これからそのイメージを具体的なものにしていければと思っています。

今日はなんとなくぼんやりとした話になった。

 

みなさんの今日が平穏無事でありますように。

 

石鎚神宮社務所より