「40年ぶりの大寒波」に日本中が戦慄しています。
今これを書いている時点ではまだ雪など降ってはいませんが、
冷たい風が吹き始めていますよ。
寒さは苦手ですが、
「40年ぶり」なんて言われると、
ちょっと好奇心がさわぎはじめます。
いったい40年ぶりの寒さとはどれくらいのものなのか、
どうせ避けられはしないので、
「どれどれ」と腰を据えて向き合ってやろうという気持ちになります。
もちろん雪による交通への悪影響や、
寒さによる健康被害などのおそれもありますから、
みなさんお互いにじゅうぶん気をつけましょう。
「40年ぶりの」と修飾されることで、
「40年前にもこんな寒さが来たんだな」と思いを馳せてしまう。
あの人がまだ若かったころ、
またあの人がまだ生きてて元気に仕事してた頃、
これから迎えようとする寒さと同じような冷えの中を過ごしたんですね。
雪の中で仕事にも出れず、
家族と一緒にコタツに入ってテレビでも見ていただろうか。
ストーブの隣で熱燗でいっぱいやってただろうか。
「なんぎやな」などと、仕方なく家の掃除でもしていたろうか。
天から来る寒さのおかげで、
明日はいろんなものがストップするような感じがしています。
不便な面、不都合な面もおおいにありますが、
慌ただしい日常の時間の流れもゆるやかなものになり、
かえってあたまやこころ落ち着きがもたらされるかもしれません。
やはり「なんぎやな」などと、
年末にやりそびれた掃除をしているかも。
はたして沖縄に39年ぶりの雪は降るのか。
みなさんの今日が平穏無事でありますように。
石鎚神宮社務所より
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